さくらのVPSーApacheをインストールする

2018年6月8日

今日は以下参考にApacheをインストールしてみる。

参考）ネコでもわかる！さくらのVPS講座～第三回「Apacheをインストールしよう」
https://knowledge.sakura.ad.jp/8541/

Apacheをインストール

# yum install httpd
・
・
Is this ok [y/d/N]:y　　⇒yを押して実行
・
・
Complete!　と出たので成功！

apacheの起動
# systemctl start httpd
⇒何も出てこなければOK

次にファイアウォール設定を変更する
CentOS7のデフォルトではファイアウォールが有効になっていて、http、httpsが遮断されているので、それを解除する

[root@tk2・・・ ~]# firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
success
[root@tk2・・・ ~]#
[root@tk2・・・ ~]# firewall-cmd --add-service=https --zone=public --permanent
success
[root@tk2・・・ ~]#

両方ともsuccessが出ていたらOK

Firewallサービスを再起動
# systemctl restart firewalld
何も出てこなければOK

http://自分のサーバのIP　でアクセスできた！！

次に今のままだと、OSを再起動したときにApacheが自動で起動しないので、自動起動の設定をする
[root@tk2・・・ ~]# systemctl enable httpd
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service to /usr/lib/systemd/system/httpd.service.
[root@tk2・・・ ~]#

設定されたか確認
systemctl list-unit-files -t service
⇒httpd.service enabled　となっていればOK

SFTPを使ってファイルをアップロードする
ドキュメントルートの権限を変更する
任意のポートでアクセスできるようになったが、vpsuserには書き込み権限がないので、
ドキュメントルートの権限を変更して、vpsuserとapache　にて書き込めるようにする

現状の権限（パーミッション）を確認
現在
[root@tk2・・・ ~]# cd /var/www
[root@tk2・・・ www]# ls -l
total 0
drwxr-xr-x 2 root root 6 Apr 21 03:11 cgi-bin
drwxr-xr-x 2 root root 6 Apr 21 03:11 html
[root@tk2・・・ www]#

htmlの所有者rwx、所有グループr-x、そのほかr-x　⇒そのほかのvpsuserはrの読み取りと、xの実行しかなく、wの書き込みがない

所有者をapache、所有グループvpsuserに変更する。
ちなみに所有グループvpsuserは、vpsuserアカウントが作られた際に自動的に同じ名前のグループに入るのでそうしている。
（suから　more /etc/group　で確認できます。下の方にありました。）
# more /etc/group
・
・
vpsuser:x:1001:
・
・
#

変更コマンド
[root@tk2・・・ vpsuser]# cd /var/www
[root@tk2・・・ www]#
[root@tk2・・・ www]#
[root@tk2・・・ www]# chown apache:vpsuser html
[root@tk2・・・ www]#
[root@tk2・・・ www]# chmod 775 html

確認
[root@tk2・・・ www]# ls -l
total 0
drwxr-xr-x 2 root root 6 Apr 21 03:11 cgi-bin
drwxrwxr-x 2 apache vpsuser 6 Apr 21 03:11 html
[root@tk2・・・ www]#

所有者apache、グループvpsuserになり、所有グループに書き込み権限wが入りました。

winscpにて、変更したポート番号でアクセスし、Hello World!が書かれたindex.htmlをサーバへ保存できました。
ブラウザでサーバへアクセスすると、Hello World！　が表示されました！